統計の中心となる平均という概念もさまざまである。
飯田泰之さんの考える技術としての統計学での説明。
算術平均=(X+Y)/2
幾何平均=√XY
調和平均=2/(1/X+1/Y)
二重平均=√(X^2+Y^2)/2
算術平均はテストの得点のように水準に関するデータを求めるのに使われる。
株価が2006年に40%下がり、2007年に50%上昇したときの平均の株価上昇率を求めるときに使われる。
100のn乗根=100^(1/n)
時速と移動距離などの時間あたりの変化について考えるときに調和平均という考えが用いられる。
たとえば、60kmの目的地まで、行きは時速30mで、帰りは時速60kmで走行したときの平均値。
二重平均は標準偏差の計算のときなどに用いられる。
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